現在の芸能界のママタレ枠で、トップに君臨していると過言ではない若槻千夏。一時芸能活動を休止していた理由が体調不良のためというのは有名な話だが、一体彼女を苦しめていたのはどんな病気だったのか?
若槻千夏が患っていた潰瘍性大腸炎という病気がやばすぎる
若槻千夏が潰瘍性大腸炎を発症したと公表したのは、2006年のこと。22歳のときだった。
一時、バラエティー番組で若槻千夏の姿を見ない時はないほどの人気を誇っていた彼女。
しかし、多忙なスケジュールをこなす日々で、体は悲鳴を上げていたようだ。
司会者があの大物芸能人、明石家さんまということもあって、あまりの緊張のため、新幹線の移動中に吐き気を催すほどだったとか。
激やせしてしまった原因はこのストレスだったのかもしれない。
潰瘍性大腸炎について
出典:https://e-talentbank.co.jp/
現在、若者に多いという潰瘍性大腸炎。大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる病気だ。
はっきりとした原因は不明だという。しかし、遺伝的要因、食生活の変化などを含む環境的要因、腸内細菌の働き、自己免疫反応の異常などが関係しているそう。
この病気の主な症状は、下痢と腹痛、血便である。重症になると発熱や下痢が続き栄養摂取が困難になるので体重の減少、長期間の血便による貧血の症状が現れるという。
症状が強い時期と、ほとんどない時期もある。
この潰瘍性大腸炎の診断には症状の経過と病歴などの問診が欠かせないが、感染症腸炎と区別するために下痢の原因となる細菌やほかの感染症の検査をするという。
完治はしない
この潰瘍性大腸炎の一番厄介なところは、完治させる薬がないことだ。
原則的には薬による内科的な治療を行い、腸の炎症を抑えて症状をコントロールするしかない。
内科的治療を行えば、症状の改善は認められるが、再燃する可能性も高いという。
自己判断で治療を中断せず、定期的な内視鏡検査もしなければならない。なぜなら、発症後7,8年後くらいに大腸がんを発症するケースもみられるからだ。
日常生活ではアルコールや乳製品などは控え、ストレスをためない事、睡眠を十分にとるなどが重要だという。
症状の改善、悪化を繰り返す潰瘍性大腸炎。規則正しい生活を心掛けなければいけない。
渡米で治癒に専念していた!?
出典:https://geinoutomoking.com/
元々「ブログの女王」という異名を持っていた若槻千夏。2007年に突然ブログの休止を宣言して話題になった。
その休止の理由が、アメリカのロスで古着販売の買い付けをするためと当初は思われていた。
しかし、別の理由も存在すると世間では噂された。
実は、若槻千夏が苦しんでいる潰瘍性大腸炎の治療のためでは?と噂されたのだ。
この潰瘍性大腸炎は、元々欧米で発症している患者が多く、米国の方が承認されている薬の種類が多いため、進んだ治療が受けられるそう。
なので、若槻千夏が渡米した理由が、治療のためではないかと話題になったのだ。
しかし、本人は何もこのことについて語っていないので真相は不明だ。
神経性胃炎も同時に患っていた
また、若槻千夏は以前神経性胃炎にも悩まされていた。
この神経性胃炎というのは、胃には病変がないのに精神的な不安や普通を色々な胃症状に転換してくる状態をいう。
胃もたれや吐き気、胃痛などが主な症状だ。内科的治療を行っても改善しない場合は、精神分析療法を必要とする場合もあるという。
また、若槻千夏は多忙を極めていたときは1年で何と17回も膀胱炎になってしまったそう。
グラビア撮影で体が冷えてしまったことも原因の一つだという。
バラエティー番組ではおバカキャラで人気を博していた彼女だが、実は人知れずこんな苦労をしていたのだ。
見た目に反して、とても繊細な部分があるのかもしれない。
世間の声
出典:https://instagrammernews.com/
潰瘍性大腸炎に苦しんでいる若槻千夏に対して、世間ではエールの声が続々と届いている。
やはり有名人では、阿部元首相も同じ病気というので名前が挙がっている。
この病気で苦労している人が意外にも多いようだ。有名人が同じ病気で戦っているというのは、心強いのかもしれない。
食事療法で大丈夫です。
甲田光雄と言う、阪大病院の医師の著書の奇跡が起こる半日断食と言う本があります。