私は基本的に意志が強くやると決意したことは継続的できる方です。
実際、現在まで継続しているものはビジネス4年、ウォーキング3年、筋トレ3年という感じです。
これを聞いてなぜそんなに継続できるの?と思う人がいるのではないでしょうか。
今回はそんなあなたに私なりの物事の継続するコツをお伝えさせていただきます。
人間は本来楽をする生き物で継続が苦手
3日坊主という言葉があるように多くの人が何かをやると決意しても継続ができないのではないでしょうか。
それは人間は本来、楽をしたがる生き物だからです。
人間が楽をしたがる理由は進化的な要因、脳の本能、心理的要因の3つがあります。
それぞれをもう少し具体的に説明していきます。
一つ目の進化的な要因というのは、エネルギーを節約し、生存と繁殖の確率を高めるためです。
つまり、必要な時にエネルギーをしっかり出せるように余計なエネルギーは消費させないようにするということです。
脳の本能というのは、脳自体はそもそもエネルギーを消費せずに効率的に機能することを好みます。
なので楽をする選択は、その本能を満たします。
最後に心理的要因ですが、これは人間には元々ストレスや困難から逃れる欲求や、快楽を得る欲求が存在するので、それらを満たすために楽な方を選んでしまうということです。
したがって、人間が楽を求める理由は、進化的な要因、脳の本能、心理的要因が組み合わさった結果と言えます。
つまり何かを継続するということは、それらの要因を妨げる行為であり、それらが継続させないようにしてくるということです。
だから人間は本来継続することが苦手な生き物ということです。
ではそんな人間が継続するためにはどうすれば良いのでしょうか?
継続するコツは仕組みづくりをしルーティンの一部にする
ではここからは継続するコツについて説明していきます。
結論、仕組みづくりをしてしまえばいいのです。
先ほど説明したように3つの要因により継続が苦手な人間ですが、その要因を介入させず無意識レベルで行うようにする仕組みを作るのです。
つまり継続したいことを自分のルーティンの一部に入れてしまうのです。
例えば毎日、ご飯を食べますよね?
これは人間が生きていくために必須なので当然です。
では歯磨きはどうですか?
口がネバネバして気持ち悪いから、歯磨きしないと口臭がきつから等、要因は色々あるのかもしれませんが、寝る前に歯磨きはしますよね?
そして、それは生きていく上で必須ではないですよね?
でも、しますよね?
それはなぜでしょう。
おそらくルーティンの一部になっているからではないでしょうか。
つまり無意識レベルで行えるようになっているからです。
これを利用するのです。
あなたがしたいこと、やらなければならないことを自分のルーティンの一部に組み込むのです。
ルーティン化するコツ
ルーティンの一部にすれば、継続することはわかったけど、どうすればルーティン化できるの?という疑問を持つ方は多いでしょう。
ここからは私なりのルーティン化するコツをお話していきます。
①行う日時を固定化する。
例えば、毎日、16時に散歩を20分する。毎朝6時に起床し、10分のストレッチをするなど、自分のスケジュールの一部にしてしまうのです。
これを決めても最初は自分の意志との戦いです。
その意志で行うことができれば、あとは無意識レベルでできるようにするまで継続するだけです。
といってもこれで、できる人であればある意味、継続できないと悩んでいないかもしれません。
なので次のコツです。
②楽しみとセットにする。
ルーティンのなかに自分の楽しみを入れておくと継続しやすくなります。
仕事でも日常生活でも、しなければならないことばかりだと、次第に「やらされている」感覚になってくるため、疲れてきてしまいます。
そして、これにより継続が難しくなります。
しかし、筋トレをしたあとはお気に入りの紅茶を飲むといったように、自分の楽しみとセットに行います。
このように楽しみとセットにすることで継続がしやすくなります。
このような感じです。
③目標達成後の姿をイメージする。
ダイエットで-10kgを達成すれば、前は履けたお気に入りのスカートが履けるようになる等、目標を達成した姿をあらかじめイメージしておきます。
これを常にイメージします。
アクションを起こす前には必ずイメージしてから取り組むことでモチベーションの維持がしやすいです。
④気合いです。
おいおい、最後は根性論になりますが、気合いです。
正直、最初でも説明したように本当に人間は楽をしたがります。
その本能と逆をいくためにはどうしても気合いが必要になってきます。
生きていれば、楽しいこともあれば辛いことや悲しいこともあります。
そういったネガテイブな感情を抱くと、エネルギーが消費されます。
すると、当然、今日はやる気がでない、今日はやらなくていいか等、適当な理由をつけてやらなくなります。
その際にたるにはやっぱり気合いです。
そして、気合いでやれた時、あなたは物事を継続することが以前より容易になり、自信がなかった人は自信がつくようになります。
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